PROFILE

　少子高齢化社会の中で、ますます孤立化していく高齢者の生活支援を目的として平成30年にＮＰＯ法人 『高齢生活たすく会』を立ち上げました。業務内容は、在宅高齢者で独居等の方へ日常生活上の困りごと解決の支援を行なうものです。但し、生活全般に係る困りごとには、病院受診、入院、介護受給、施設入所、食事等に関連するものが多くあります。つまり、医・食・住（生活）問題です。
　これらの問題は、ＮＰＯ法人では対処出来ない為に、新しく営利法人を設けて個別課題の解決を図るべく事業展開をしていくこととなりました。
　医療機器販売は介護向けのものも含まれていますが、現場の加重労働を考えるとロボット化の促進は大変重要な課題です。
　又、病院や施設、自宅で喫食されている様々な食事も、昨今の人員不足や諸経費の高騰により、従来のような提供が困難となりつつあります。そこで、完全調理済食品を提供することにより、生産性と安全性をより高めた提供を可能にします。
　更に、ＮＰＯ法人では出来ない課題として交通弱者への送迎支援サービスがありますが、自動運転、ライドシェア等の活用が待たれるところです。
　死後の問題も今後厳しい状況となります。すなわち、埋葬に関連する課題です。
　例えば、直ちに火葬が出来ない状況や埋葬方法に大きな変化が起きている事などから、従来とは異なる方法でこれらの課題解決を図る必要があります。
　一見して、この三分野は関連性が薄いように見えますがソーシャルワークにおける社会開発の概念と一致するものです。
　弊社では、この理念に基づき今後の事業展開を行って参ります。

株式会社 ハッピー・エンディング
代表取締役　植木 正之